コワーキングスペースとは

業種特化型コワーキングスペース

一般的にコワーキングスペースを有効活用できる業種と言えば、士業やコンサルタント、カウンセラー、コーチ、などのオフィスワークが中心となっていますが、最近はそういった業種以外の方に特化したコワーキングスペースが徐々に増え始めているのをご存じでしょうか。

政府の働き方改革などの追い風を受けて、今様々な業種に特化したコワーキングスペースが人気となっているのです。

あなたの業種は何ですか?

今回は、業種特化型コワーキングスペースについてお伝えしていきます。

業種特化型コワーキングスペース

一つの業種に絞り、その独立開業者を応援するコワーキングスペースとは!?

コワーキングスペースと聞くと、あなたが想像するのは、デスクがあって、プリンターがあって、知らない人同士が一つ屋根の下で黙々とそれぞれの仕事をしている共同オフィスというイメージがあるのではないでしょうか。

様々な業種といっても、オフィスワークが中心になってくるのですが、最近のコワーキングスペースは、そういった業種の人達だけに開放されているわけではありません。

オフィスワークではない、ある一つの業種に絞ったコワーキングスペースだったり、オフィスワークではあるものの、個人で揃えるにはなかなか初期投資が必要な業種や、熱い想いはあるものの最初に何から始めればいいのかわからず、道半ばでとん挫しやすい業種に対するコワーキングスペースが人気となっています。

今まで元手がかなり必要とされ、なかなか独立開業するのが難しかった業種への様々な追い風が吹いてきているようです。

その一端を今回は皆様にご紹介いたします。

一つの業種に絞り、その独立開業者を応援するコワーキングスペースとは!?

シェフが集うコワーキングスペース

あなたはシェフのためのコワーキングスペースがあることをご存知ですか。

このコワーキングスペースの特徴は、最大5名のシェフの料理を一般の人たちがお客様となって楽しむことができるという事です。

お客様にとってはさながら、ショッピングモールのフードコートの様な感覚でしょう。
かといって提供される料理は、フードコートよりも高級で、厳しいシェフの入れ替え制などもあるため、シェフたちは切磋琢磨しているわけなのです。

一般的に、料理人が独立開業しようとすると、店舗を構えるだけでも1000~3000万円が必要とも言われています。

資金調達に皆さん苦労するわけですが、このコワーキングスペースの場合、審査が厳しく、3ヶ月ごとの見直し等も行われますが、初期費用が20万円で済むというところが最大の魅力です。

もちろん他にかかる費用として、月額費用や、売上の何割かは運営会社に支払わなければなりませんが、それでも初期費用に1000万円以上かかることを考えると、その50分の1の金額で独立開業できるというわけです。

シェフとして独立開業している方は、ぜひ一度このコワーキングスペースを検討してみてはいかがでしょうか。

シェフが集うコワーキングスペース

クリエイターに特化したコワーキングスペース

会社や組織に属しているクリエイターの人たちは、「想像する」ことに専念することができますが、いざ独立してみると、クリエイティブな仕事以外の雑務に追われることが増えてしまいます。

そうしたわずらわしい雑務を専門のスタッフに依頼することができるコワーキングスペースがあることをご存じでしょうか。

また、他のとあるコワーキングスペースでは、動画の管理に特化したクラウドストレージや、大容量データ向けのクラウドバックアップなどを提供しているところもあります。

このコワーキングスペースでは、従来のオープンなスペースも提供していますが、利用者の作業する場所に関しては、全室カギ付きの個室としていることが特徴的です。

これは、発表前の製品のCMなど機密情報を管理する目的としており、クリエイターの事をしっかりと考えられているのです。

クリエイターとして仕事に専念できる環境で独立開業を検討してみてはいかがでしょうか。

クリエイターに特化したコワーキングスペース

海外ビジネス特化型コワーキングスペース

海外でビジネスを行っていきたいと考えている方の中には、日本国内にとどまらず、海外を市場としてビジネスを構築していきたいと考えてはいるものの、何から手を付ければいいのか皆目見当もつかない、という方も多いのではないでしょうか。

この海外ビジネス特化型のコワーキングスペースでは、海外ビジネスに必要な学びと出会いと仕事場を提供しているのが特徴です。

こちらのコワーキングスペースでは、個人や1社で世界へ出ていくのではなく、このコワーキングスペース内でチームを組み、お互いに助け合いながら世界に進出していくことを想定しています。

志が同じパートナーがこのコワーキングスペースであれば見つけやすいため、人気となっているようです。

海外ビジネス特化型コワーキングスペース

海外のコワーキングスペース事情

業種特化という題名からは少し離れてしまいますが、海外でのコワーキングスペース事情をお伝えします。

コワーキングスペースは海外も盛んで、女性専用のコワーキングスペースであったり、ホテルが併設されていたり、ボルダリングができるコワーキングスペースだったり、青空の下だったりと様々です。

日本では利便性や一定の環境を提供してもらいたいといったことが重要視されているので、「外で仕事??」と驚かれる方もいらっしゃるでしょう。

そもそも、日本と海外とではコワーキングスペースを利用する目的が違うのです。

日本は、仕事をする環境を整えたいという意味合いが強く、海外では、ビジネスチャンスを手に入れたいという意味合いが強いのです。

最近では日本でもビジネスチャンスや人脈作りのためにコワーキングスペースが主催となったセミナーやワークショップ、交流会などが開かれており、コワーキングスペースとしての可能性がどんどんと広がってきています。

こういったチャンスをつかみ、どんどんとご自身の事業を拡大させていってはいかがでしょうか。

海外のコワーキングスペース事情

まとめ

最近では、自治体がコワーキングスペースを運営していたりと様々ある中、今回は、業種特化型のコワーキングスペースについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

今まではコワーキングスペースとしては運営していくことが難しく、考えられなかった業種も、一つの業種に絞り、コワーキングスペース側が提供するものを限定することによって、新しい発想が生まれたようです。

また、今まではなかなか独立開業が難しかった業種や、独立したいとは考えているものの、何から始めれば良いのかわからない人たちにとっても追い風が吹いています。

「自分の業種は独立開業が難しい」と考えていらっしゃる人は、ぜひ一度調べてみてください。

もしかしたら素晴らしいコワーキングスペースとの出会いがあるかもしれません。

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