デザイン&クリエイティブ
【インスタVSツイッター】絵やデザインの発信はどっちがいい?
副業でデザインやイラストの仕事をしていく人にとって、SNSの運用は絶対に欠かせないものとなります。今や多くの人がSNSを使う時代ですから、SNSこそ自分をアピールする場として活かさない手はないでしょう。
SNSとして有名なものといえば、InstagramとTwitterがあります。両者とも多くの人に支持されるSNSであることは確かですが、どちらかに絞って運用するとするなら、どちらの方がより効果的に作品を発表していけるのでしょうか?
そこで今回は、インスタとツイッター、どちらが作品を発表する場として最適か、両者の違いを整理しながら解説していきたいと思います!
目次
ツイッターとインスタ、どっちで作品を発表すべき?
SNSは作品発表の場として非常に有用です。特にクリエイティブ業界は作品の良し悪し・実力を示してこそなんぼの世界なので、それがきっかけで大きな仕事につながることはたくさんあります。
作品をこまめにアップしていれば、SNSは自分にとってのポートフォリオのようなものになります。アップしたイラストやデザイン、漫画がバズって有名になれば、さらに多くの人から注目されることになるでしょう。
では問題は、どのSNSを積極的に利用していくべきかというポイントです。
SNSといえばツイッターとインスタグラムがやはり有名ですが、どちらを使うべきかは正直迷うところですよね。
まずは両者の違いや特徴を知るところから考えてみましょう。
Twitterは作品発表の場に向いているか
TwitterはリアルタイムのつぶやきをアップしていくSNSとして、多くの世代に今や浸透しています。たくさんの企業や団体、著名人も公式アカウントを持ち、情報をたくさん発信しています。
まずは作品発表の場に向いているかどうかという点に焦点を当てたうえで、ツイッターの特徴や利点を考えてみましょう。
・より万人受けしやすいSNSなので世代・利用者層はさまざま
・Facebookに次ぐ人気SNSで利用者が多い
・インスタと比べるといわゆるサブカル好きが集中しやすい傾向も
・イラストや漫画はインスタよりもツイッター向き?
ツイッターは万人受けしやすいSNSなので、その証拠に利用者数もSNSではFacebookに次ぐ第2位です。気軽に誰でも見ることができて、つぶやきも簡単。その操作性の良さが人気へとつながったのでしょう。
あくまで傾向ではありますが、インスタと比べると、ツイッターにはいわゆるサブカル好き(アニメ好き、アイドル好き)がより集まりやすい傾向が見られます。そのためイラストレーターや漫画家などは作品発表の場においてツイッターを選ぶことが多いです。
Instagramは作品発表の場に向いているか
Instagramも世界的に人気なSNSの一つです。主に写真共有SNSとして知られ、最近は「インスタ映え」「フォトジェニック」という言葉も話題になりました。
作品発表の場として向いているのかという点においては、インスタはどうなのでしょうか?特徴は以下の通りです。
・写真共有SNSなのでやはりおしゃれな写真発表の場としては強い
・若年層やおしゃれ意識の高い男女の利用が多い
・漫画やイラストよりもデザインやアートの方が向いている
インスタは写真共有SNSという特性上、おしゃれな写真をたくさんアップしてこそ活性化するSNSです。もちろん写真以外のものはアップできないというわけではありませんが、漫画やイラストなどをアップしている人はツイッターと比べるとそこまで多くないというのが特徴的です。
それよりもおしゃれな写真やアート作品、デザインなどをアップする場としては、利用者層的にもウケやすいでしょう。
どのような作品を発表するかで決めるのが一番
ツイッターもインスタも有名なSNSですが、よく見てみると、その利用者層などの違いがあることがわかります。
そのためどのような作品をアップしていくかで、メインで運用していくSNSを決めるのが一番でしょう。
あらゆるクリエイティブ系作品をカバーするのがツイッター、デザインやアート作品などおしゃれさを売りにしたような作品はよりインスタグラムの方が利用者層的に合っている、漫画やイラストなどサブカル系の作品はツイッターの方が向いている……このようにとらえておけると良いでしょう。
より精力的に作品を発表するなら両方運用も考える
ツイッターとインスタグラムだと、作品によってそれぞれ向いているジャンルは確かにあります。
しかしこれはあくまで傾向であって、例えばインスタで漫画やイラストをたくさん公開している人も実際にはたくさんいます。バズれば話題になりますし、フォロワーが増えればそれが徐々に仕事につながっていくのは間違いないことでしょう。いろいろな人の目に触れられるという点では、ジャンル問わずどちらも有用なSNSであることに変わりありません。
そのためできることなら、ツイッターもインスタも両方運用していくことを視野に入れておきたいところです。
仕事のチャンスはどこで訪れるかわかりませんし、クリエイティブ系の副業はただでさえ安定しづらいというデメリットがあります。普段から作品を発信していく場はたくさん持っておきたいところです。
複数のSNSアカウントを上手に運用していくには
しかし両方のSNSアカウントを運用していくのは、意外と難しいですよね。時間は限られていますし、それぞれでまったく別のことを発信していくのは大変なことです。
複数のSNSアカウントを運用していく方法としては、以下の点に気をつけると良いでしょう。
・メインのアカウントを決める
・それぞれのアカウントを行き来できるようにする
・メイン以外は更新頻度・時間をあらかじめ決めておく
まず大事なのは、メインのアカウントを決めることです。例えばツイッターもインスタも運用していくとして、ツイッターをメインのアカウントにしたとしましょう。
この場合インスタはサブのアカウントとなりますので、メインのツイッターでは日々のつぶやきや大事な作品や落書き先品などさまざまなものをつぶやいていきつつ、インスタの方では告知したいこと・発表したい作品のみをアップしていくかたちになります。
両方をメインにしようとするとうまく両立ができず、結果的に中途半端なことになってしまう場合じゃ多いです。複数のSNSを使っていくなら、何をメインにするのかをしっかり定めるようにしましょう。
ちなみにメイン以外のアカウントでは、更新日時や更新の頻度を決めておくと(例:土日だけ更新するなど)、より機械的に更新がしていけるため、複数のSNSも運用しやすくなります。
自分の作品を見てもらう機会を逃さないようにする
自分の作品を見てもらう機会を逃さない意識を持つことは、とても大事なことです。上にも挙げたように、それぞれのアカウントを行き来できるようにプロフィール等に別のSNSアカウントのリンクを貼っておくなどの工夫は忘れないようにしましょう。
今回お伝えしたようなツイッターやインスタ以外にも、pixivやFacebook、ポートフォリオサイト、クラウドソーシングのプロフィールページなど、情報はなるべく充実させておきましょう。
まとめ
SNSで自分の作品を発信し表現していくことは、今の時代で欠かせないことです。デザインやイラストなどのクリエイティブ業界は特に仕事を探しづらい特性が目立つため、普段から自分をアピールしていく場は逃さないことが大切です。
そんなSNSの代表例として、今回はツイッターとインスタグラムを主に比較しつつ、解説してきました。自分自身の作品をアップしていくならどのSNSが良いのかしっかり見極めて、大事な作品発表の場を有効活用していきましょう。
- Written by CHOCO*MINT
- フリーランスのWEBライターとして執筆活動をしつつ、細々とイラストと漫画もかじっています。書くことも描くことも時間を忘れて夢中になれることです。