デザイン&クリエイティブ

センスのある人とない人の違いは?センスを上げる方法とは

センスがある人とない人とでは、圧倒的に違いがあるといいます。デザインやイラストなどのクリエイティブな副業をする際、自分のセンスが乏しいと感じ、悩んだことがある人は多いかもしれません。

自分の発想力やアイデアに悩んで苦しむことは、クリエイティブな仕事ならではのことといえばそうでしょう。

ですが、「そもそもどうやってセンスって上げれば良いの?」と解決法すら思いつくのは難しいものです。

そこで今回は、まずセンスがある人とそうでない人の違いについて解説しつつ、センスを上げる方法についてご紹介していきたいと思います。

センスのある人とない人の違いは?センスを上げる方法とは

「センスないなぁ…」と感じることはありませんか

デザインやイラストなどの仕事をしたことがある人は、一度は自分の「センス」というものについて悩んだことがあるのではないでしょうか。 そもそものアイデア力や、色のチョイス、独特な表現法など、誰だって見た人と唸らせるような素敵な作品を生み出したいと感じているはずです。それをセンスというのか、才能というのか、それとももっと別な表現があるのか……一度悩み出したらきりがないことともいえるでしょう。


そして「センスがない」と感じるときは、他の作品と比較したときに主に訪れることが多いはずです。


「あの人の作品にはセンスがあふれているのに、私の作品にはセンスがない…」


「でも具体的な違いがわからない……どうすればセンスのある作品が創作できるの?」


そんな悩みを抱えているときは、突破口もなかなか見えず、とても苦しいですよね。 まずは、センスがある人とセンスがない人の違いについて、ポイントを見てみましょう。

「センスないなぁ…」と感じることはありませんか

センスがある人の特徴

ではまず、センスがある人の特徴を整理していきましょう。周りの人から「あの人はセンスがある」と評価されるようなクリエイターは、以下のような特徴を持っています。


・自分ならではの表現を大事にしている


・誰かの真似…といった印象がない


・視野が広い


・一つのことに対する研究意欲が凄まじい


・スキルアップのための練習量が半端ではない


これらの特徴があると言って良いでしょう。


確かにセンスも持って生まれた才能という言葉で片付けてしまうこともできますが、センスというものは、そんな単純なものではないでしょう。才能と言ってしまうのは、自分自身でセンスを伸ばしてきた人に対しては失礼なことともいえます。 センスがある人は、実は多くの場合において、涼しい顔をして才能だけで作品を仕上げているようにも見えますが、しっかりと努力家であることがほとんどです。 その分野に対する研究意欲や成長意欲が強く、スキルアップのための練習量は半端ではありません。だからこそ視野も広がりますし、真似事では終わらない魅力が作品の中にあふれているのでしょう。

センスがある人の特徴

センスがない人の特徴

ではこれに対して、センスがない人は、どのような特徴を持つのでしょうか。


センスがないと思われてしまうような人も、もちろん努力していることは確かでしょう。では、センスがある人とない人とで、違いが出てしまうのはなぜなのでしょうか。 センスがない人の特徴としては、以下のようなものが考えられます。


・どこかで見たような作品が多い


・自分ならではの表現が確立されていない


・努力家ではあってもどこか詰めが甘い


・どこかに楽してうまくなりたいという心理がある


センスのない人は、やはり作品が「真似」の領域を出ていないことがほとんどです。周りの人の表現を真似してミックスしている感が否めないため、見た人の多くは「どこかで見たことがある」「○○のパクリだ」なんて感想を抱くことになります。


そしてお伝えしたように、センスがある人もない人も、クリエイターとしてスキルを磨いてきた努力家であることは大前提として間違いないことです。そのスキルは、決して一朝一夕で身につくことではありません。 ですがセンスのない人は、そんな努力の中でもどこか「詰めが甘い」ところが目立つものです。

センスがない人の特徴

センスを上げることは自分の市場価値を上げること

センスを上げることは、クリエイターとしての市場価値を上げることです。


やはりセンスがあって魅力的な作品をたくさん生み出せる人は、その分仕事の依頼も集中しやすいでしょう。 もし同じ単価でセンスのあるクリエイターと、センスのないクリエイターどちらに依頼するかと言われれば、クライアントは当然ながらセンスのあるクリエイターを選びたがります。


ですがお伝えしてきているように、センスは単なる才能的なものではありません。自分自身で伸ばせるものではあるため、センスを上げようとして努力した結果うまくいけば、自分の市場価値は上がり、仕事が来やすくなります。単価アップの望めることでしょう。

センスを上げることは自分の市場価値を上げること

センスを上げる方法とは

では実際にセンスを上げるとすれば、どのような方法を取るのが良いのでしょうか? もちろん人によって「この方がセンスが伸びる」と感じられる方法はたくさんあるでしょうし、センスが上がる方法はこれだ、と明言できるわけではありません。しかし重要なポイントとしてお伝えしておきたいのは、2点です。


・視野を広げる


・参考にして練習する


この2つのポイントに焦点を当てながら、センスを上げる方法について詳しく考えてみましょう。

センスを上げる方法とは

たくさんのものに触れて視野を広げる

たくさんのものに触れて見聞を広げる意識を持てば、今までと違った考え方ができるようになります。


その人のアイデア力やインスピレーションは、当然ながら今まで触れてきたもの、経験してきたものが強い影響を及ぼしています。 昔から同じようなことしかしていないのでは、一つの世界で視野は狭まる一方でしょう。 ですがセンスを上げることを意識し、いろいろなことに触れていけば、考え方にも変化が生まれます。これを機に新しい趣味を持ってみたり、人間関係を変えてみたりなど、視野を広げられるきっかけを作ってみましょう。

たくさんのものに触れて視野を広げる

センスがある人の作品を参考に練習する

最終的に知識をインプットするだけでは、センスは上がらないでしょう。ただ学ぶばかりではなく、実際に練習することも大事にしていきたいところです。


まずは、センスがあると感じる人の作品をよく参考にして、その人の良さを積極的に真似していきましょう。確かに真似の域を出ていないことはセンスがないと感じられてしまう特徴の一つですが、自分ならではの独創性を持つこと、つまりはセンスのある表現をすることは、先にたくさんの真似と練習があってこそ成り立ちます。


自分の今の表現に満足せず、たくさんのセンスある作品に触れてみてください。そしてその人の作品をたくさん真似して練習することです。そんな飽くなきクリエイター精神が、最終的に自分のセンスを上げることにつながるものです。

センスがある人の作品を参考に練習する

まとめ

センスを上げることは、確かにすぐにできることではありません。だからこそ才能によるものと考えてしまう人もいるでしょう。しかしセンスはその人の見たもの聞いたもの、そして練習した結果次第で、上げられる可能性は十分にあるものです。 まずはセンスある人とない人の違いを見極め、センスを上げるためには自分には何が必要なのか……その点をじっくり考えてみましょう。


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Written by CHOCO*MINT
フリーランスのWEBライターとして執筆活動をしつつ、細々とイラストと漫画もかじっています。書くことも描くことも時間を忘れて夢中になれることです。

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