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副業収入があるのに確定申告をしなかったらどうなる?

確定申告とは、前年の所得に対する納税額を決める大切な手続きであり、国民の義務でもあります。副業をしている人にとって、確定申告は避けて通れない者なのです。

副業収入があるのに確定申告をしなかったらどうなる?

確定申告を忘れたらどうすればいいの?

確定申告自体は、3月15日に間に合わなくても受け付けはしてもらえます。しかし「期限後申告」として扱われますので、それ相応のペナルティがあることは覚悟しておかなければなりません。確定申告を忘れたことに気づいたら、できるだけ早く税務署へ行って確定申告書を提出しましょう。忘れてしまっただけでもペナルティがあるのですが、故意に確定申告をしなかったり、副業収入があったことを隠していたりすると、さらに重いペナルティが課せられます。

確定申告を忘れたらどうすればいいの?

無申告税が課せられる

出し忘れていたことを自主的に申告した場合、無申告加算税が課せられます。納税額が50万円以下なら15%、50万円以上なら50万円を超えた部分に最大20%の無申告加算税が課せられるのです。重いペナルティですね。
ただ、出し忘れたことに気がついて、自主的に申告した日が申告期限から1カ月以内であり、その正当な理由と過去5年以内に同じような出し忘れがないなら、この無申告加算税は課せられません。早めに気づいて自主申告するように、ということです。

無申告税が課せられる

延滞税を求められる

「1カ月以内なら無申告加算税は課せられない」と安心してはいられません。延滞税は必ずかかってくるのです。納期限の翌日から2カ月以内なら原則として7.3%、2ヶ月が経過すると14.6%もの延滞税が課せられるのです。
また、副業をしていることを隠していたり、売上を少なく計上したりという悪質な行為は脱税です。無申告加算税や延滞税よりさらに重い35%~40%という高額の重加算税が課せられます。さらに悪質な場合は刑事罰に問われ、懲役10年以上または1,000万円以下の罰金となります。

延滞税を求められる

還付金がある場合はペナルティなし

税金を納める必要のある人が確定申告を忘れたり、申告しなかったりした場合はペナルティがあるのですが、還付金をもらうための申告忘れには、無申告加算税も延滞税も何も課せられず、まったくペナルティがありません。

還付金がある場合はペナルティなし

確定申告をしないと損をするケースも

確定申告をするのは、税金を納めるためだけではありません。払いすぎた税金を戻すためでもあります。副業をしていると、取引先から売上金の中から源泉徴収されていることがあります。その年の課税所得がもし0円だった場合、税金の払いすぎになりますので、確定申告をすると源泉徴収で払っていた税金が戻ってきます。

確定申告をしないと損をするケースも

まとめ

納期限を1日でも過ぎてしまうとペナルティの対象となってしまいます。「ただ忘れていただけ」では済まないのです。確定申告の時期は毎年2月15日から3月15日と決められています。土日をはさむと後へずれますが、基本はこの日程です。忘れずにきちんと申告しましょう。

Written by ことりえ
大阪府出身、奈良県在住。ファイナンシャルプランニング技能士。税務・会計・保険・投資専門のマネーライター。
以前は上場企業の経理担当。学ぶことが好きで好奇心旺盛。趣味はファイナルファンタジー。

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