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Excel VBA・マクロの資格はどんな種類がある?難易度は?

業務効率の向上に必須であるExcel VBA・マクロに資格が用意されていることをご存知ですか?
資格を取得することによって、Excel VBA・マクロに対する知識をアピールすることができるため、昇給や転職でも有利になります。

この記事では Excel VBA・マクロに関する資格の一覧や取得難易度メリットやデメリットを中心に説明します。

Excel VBA・マクロの資格はどんな種類がある?難易度は?

Excel VBA・マクロの資格一覧

Excel VBA・マクロの資格はすべてVBAエキスパートと呼ばれており、ExcelとAccessで2種類ずつ存在します。ここではVBAエキスパートの資格について説明します。


・そもそもVBAエキスパートとは


VBAエキスパートはMicrosoft OfficeのExcelとAccessに搭載されているVBA マクロの知識をはかり、認定する資格試験です。試験はコンピューター上で回答する形式で行われ、試験が終了すればすぐに合否の結果が分かるようになっています。


受験資格は特に設定されておらず、誰でもどの試験項目からでも受験することが可能です。


・Excel VBAベーシック


マクロ初心者向けの試験であり、マクロと VBAの関係やVBAの基礎となる構文や変数、日付や文字列を操作する関数など初歩的な内容が出題されます。


 


・Excel VBAスタンダード


マクロの初級~上級者向けの内容になっており繰り返しの構文であるfor文や配列、検索とオートフィルター、デバッグなど広い範囲の知識が問われます。


 


・Access VBAベーシック


データベースの基礎となるテーブルやインデックスの作成から、クエリやデータの操作などSQLの基礎に関わる内容が出題されます。


 


・Access VBAスタンダード


パターンマッチングやレコードのグループ化テーブルやクエリの結合など、中程度から高程度のSQLの使い方からトランザクションや例外処理などデータベースの操作に関しての知識を問われます。

Excel VBA・マクロの資格取得難易度

VBAエキスパートの資格で特に気になるのが、必要となる勉強期間と難易度の2点ではないでしょうか。ここではその2点にフォーカスを当てて、VBAベーシックとVBAスタンダードを説明します。


【VBAベーシック】


基礎が中心であるため、それほど難しい試験ではありません。合格までに必要な勉強期間の目安は1ヶ月ほどであり、真面目に勉強に取り組んでいれば合格できるでしょう。


【VBAスタンダード】


Wordとの連携やレジストリなどマニアックな知識を必要とされるため、難易度が易しかったベーシックに比べて難しくなっています。合格するには3ヶ月ほど時間をとって学習したほうが良いでしょう。

Excel VBA・マクロの資格取得難易度

Excel VBA・マクロの資格を取得するメリット

・資格勉強を通してVBAのスキルアップができる


実務では基礎的な部分を省いていたりと、実際の仕事で使うVBAと試験に出るVBAの範囲は案外異なっています。


そのため、試験勉強を行うことで自分が今まで身につけてこなかった知識も吸収することができ、VBAに関する能力の向上が期待できます。


・給与ベースアップ


VBAは実践に役立つ知識なので、資格をもつことで給与がアップする可能性につながります。


・就職や転職に役立つ


VBAエキスパートの資格を持っていると、企業での業務に役立つことが多いため、就職や転職の際に面接官にアピールすることで、採用の可能性が高くなります。

Excel VBA・マクロの資格を取得するメリット

Excel VBA・マクロの資格を取得するデメリット

VBAエキスパートの試験を受けることはメリットだけではありません。ここではデメリットについて説明します。


・費用がかかる


VBAを受験する場合、12000円〜15000円の受験料がかかります。決して安くはない金額ですし、不合格で再度受験するとなると、さらに負担がかかります。


また、勉強するための参考書代も用意する必要があるので、それなりの負担は覚悟する必要があります。


・勉強時間が必要になる


Excelやマクロの知識がある程度ある人であれば、それほど時間はかかりませんが、全く知識がなく、一から勉強することになる人の場合、合格するまでにそれなりの時間が必要になります。


・すぐに業務に活かせるわけではない


VBAの試験は選択式の問題が多いため、試験は合格したものの、実際の業務でVBAを使いこなせなかったということもあります。


試験内容だけに注目せず、実践でもうまく利用できるよう自身で工夫することが必要です。

Excel VBA・マクロの資格を取得するデメリット

Excel VBA・マクロの資格取得に向けてのおすすめ勉強方法

VBAエキスパートの試験に合格するためには勉強が必要です。おすすめはまず学習書を買って読み解くことです。


幸い、VBAエキスパートは公式の学習書が販売されています。繰り返し読み込んで頭に知識を入れましょう。


また、公式の学習書には模擬問題がついているため、模擬問題を解き、不正解の部分は再度勉強するといった流れで何度も反復する勉強することをおすすめします。


教材を見てみる


自主的に学習書を読み、勉強する事がどうしてもできないという人はスクールで学ぶという方法もあります。


TACパソコンスクールならWebで配信されるVBAの講義を受講するというシステムなので、学習書に向き合えない人でも勉強しやすいでしょう。また、講義が配信形式のため欠席しても受講できるのが特徴です。


TCAスクールはこちら

Excel VBA・マクロの資格取得に向けてのおすすめ勉強方法

Excel VBA・マクロの資格を取ると副業にも活かせる

VBAエキスパートの資格は、取得することで副業に活かすことも可能です。例えばクラウドソーシングでは、Excel VBA・マクロの開発依頼や改修依頼が多く出されています。


クラウドソーシングではどうしても案件の取り合いになってしまうため、VBAエキスパートの資格をクライアントにアピールできると仕事や信頼を得やすくなります。

Excel VBA・マクロの資格を取ると副業にも活かせる

Excel VBA・マクロの資格勉強におすすめの学習書

学習書は公式で販売している以下のシリーズがおすすめです。


・VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック(リニューアル試験対応)


・VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA スタンダード(リニューアル試験対応)


・VBAエキスパート公式テキスト Access VBA ベーシック


・VBAエキスパート公式テキスト Access VBA スタンダード


これらはVBAエキスパートの資格を取るのであれば抑えておきたい本です。


3回分の模擬試験が付いており、本番をイメージしながら学習することができるため、模擬試験を繰り返し行いながら合格を目指しましょう。

Excel VBA・マクロの資格勉強におすすめの学習書

まとめ

VBAエキスパートの資格は4つありそれぞれ1ヶ月から3ヶ月ほどの勉強期間が必要になります。学習書は公式が発売しているテキストがおすすめで、模擬試験も含まれているため何度も繰り返し解いて一発合格を狙いましょう。


VBAエキスパートの資格は昇給や転職副業にも使えるため、とっておいて損はない資格ですので、興味のある方は挑戦してみてもよいのではないでしょうか。

Written by 秋場和輝
Web制作会社でマークアップ・PHPエンジニアとして勤務したのち、現在は知見を活かしてIT・Web ・モバイル業界を得意分野とするライターとして活動。様々なオウンドメディアで記名記事を執筆している。

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