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人事コンサルは副業にピッタリ!稼ぐための3つの秘訣
・本業で培った人事スキルを活かして副業を始めてみたい
・空いた時間を使ってお金を稼ぎたい
・人事スキルをもっと磨いていきたい
そんな理由から、人事コンサルを副業で始めようと考えている方が増えています。とはいえいざ始めるとなると、副業でも大丈夫なのか、何から始めていいのか、いろいろと迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、人事コンサルの仕事内容や副業で挑戦する際のポイントについて紹介します。初めて人事コンサルに挑戦する方でも安心できるよう、具体的に何をすればいいのかステップ別に解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
目次
人事コンサル副業とは?
人事コンサルの副業には興味があるけど、そもそもどんな仕事なのか分からない方も多いでしょう。そこでまずは人事コンサルについて少し紹介します。
人事コンサルとは
人事コンサルとは採用が上手くいっていない、または採用はできても早期退職してしまい人材が育たない、そんな会社に向けてアドバイスをする仕事です。中小企業は専任の人事担当者を用意できず、いい人材を採用するためのノウハウを持っていない会社が多くあります。
そういった会社は既に人事の経験が豊富な方に採用や人事評価をお願いしたいと考えるでしょう。そのため人事コンサルの需要が生まれるのです。
また社内に人事担当者がいたとしても「長年同じメンバーでやっていて息詰まりを感じるから、外部から新しい風を入れたい」といった理由から人事コンサルをお願いする会社も増えています。
人事コンサルの仕事内容
人事コンサルの主な仕事は採用です。依頼を頂いた会社にヒアリングをおこない、求める人材を把握したうえで採用をおこないます。採用への関わり方は、採用基準をアドバイスしたり実際に面接をおこなったりなど様々です。
また、採用前に大学生向けの就職支援活動をおこなうのも、人事コンサルの仕事の1つですです。本業で就職支援やキャリアカウンセラーの経験があれば仕事を探す際のアピールポイントとなるでしょう。
最後に、仕事としては少ないですが人事評価の基準を決める業務をお願いされることがあります。こういった仕事を頼まれる場合は社内に曖昧な基準しかないことが多いため「どの要素をどれくらい評価するのか」と自分なりの評価基準を明確にしておくと重宝されます。
人事コンサルは副業に向いている
最近では人事コンサルを副業でやっている方が増加しています。これは、人事の業務は短期間で終わるものが多く、おこなわれる回数も少ないため、本業の傍らでも進められるからです。例えば、本業で働きつつ他の会社で年に1回の採用のみ携わる、といった働き方ができます。
また、副業で人事コンサルをおこなうとスキルや実績を身に付けることができるため、それを本業に持ち帰って役立てることもできるでしょう。
人事コンサルを副業で始める3つのポイント
人事コンサルを副業で始めるためには以下の3つのポイントが大切です。
・人事の実務経験がある
・周りとの差別化を意識する
・コミュニケーション能力を高める
それぞれ詳しく紹介します。
人事の実務経験がある
副業で人事コンサルを始めるなら、人事の実務経験は必須になります。これは、実務経験があるかないかで信頼度が大きく変わるからです。
人事に必要なスキル自体は書籍を読んだりセミナーに通ったりなど、しっかりと勉強すれば身に付けることができます。ただ、どれだけスキルを磨いたとしても信頼は得られません。
企業側の立場になってみれば「勉強はしたけど実際に人事に携わった経験はありません」そんな人を外部から招き入れるのは心配ですよね。
そのため、これから人事コンサルの副業を始めるなら現在の本業が人事、もしくは前職で人事を経験しているなど、実務経験がある方が断然有利になります。
周りとの差別化を意識する
人事コンサルを副業で始めるなら実務経験があると有利になります。ただ「株式会社○○で人事を担当していました」これだけではアピール不足です。人事の実務経験はあくまでスタートライン。仕事を獲得するためには周りとの差別化を意識がする必要があります。
例えば分かりやすいのが、具体的なスキルを提示することです。採用だけでなく短期間で効率良く研修ができるプログラムを組んだり、新入社員が自分で進められる研修マニュアルを作ったりなど、プラスして何かアピールできるスキルを用意しておくと営業を上手く進められるでしょう。
また、最近ではリモートワークの導入により人事の評価基準を見直している企業が増えています。リモートでの仕事をどのように評価すればいいのか試行錯誤している企業が多いため、そこに明確な評価基準を提示できるだけでも十分な差別化になるでしょう。
コミュニケーション能力を高める
副業で人事コンサルをおこなう場合、高いコミュニケーション能力が必要になります。なぜなら、仕事のほとんどで人を相手にするからです。
副業といっても個人で人事コンサルを始めることになるので、やることはフリーランス同然です。待っていても仕事はもらえないため、自分から動いて営業をしていきます。その際、自分が提供できるスキルや自分がもたらすメリットなど、アピールポイントを言葉で説明しなければけません。
また、営業が上手くいって仕事がもらえることになったとしても、次はクライアント企業との綿密な打ち合わせが待っています。相手の意図を汲み取り必要としている人材像を分析しなければいけないからです。
このようにあらゆる工程でコミュニケーション能力が必要になります。
これを聞くと「私は人見知りだから無理かも…」と悩んでしまう方もいるでしょう。ただそれは問題ありません。なぜなら、初対面の人と楽しく話せることだけがコミュニケーション能力ではないからです。
人事コンサル副業に求められるコミュニケーション能力は、相手が何を求めているのかを聞くことです。営業では自分からガンガンアピールするのではなく、相手が困っていることを聞いたうえで「それならば私のこのスキルで解決できます」と提示します。
現状で自分のコミュニケーション能力に自信がないなら、まずは聞き上手になることから始めてみてください。
人事コンサル副業を始める手順
人事コンサルを副業で始めてみたいけど、なにから手をつけていいか分からない方も多いでしょう。そこでここからは、これから副業で人事コンサル副業を始める手順を紹介します。
スキルの棚卸しをする
まずは自分の経験やスキルを振り返り書き出してみましょう。自分の強みを理解していないと、どんな仕事を目指せばいいか定まりません。
例えば、
・採用の経験がある→書類選考のお手伝い
・人事評価の経験がある→人事評価基準の見直し
など。
1から自分を振り返ることで、知らずのうちに身に付いていたスキルを発見できるかもしれません。
マッチングサービスに登録する
直接企業に営業をするのもいいですが、営業経験のない方にはハードルが高いでしょう。そこでおすすめなのが「人事コンサルをやりたい人」と「人事コンサルを募集している企業」をマッチングしくれるサービスを利用することです。困っている企業が集まる場所で自分を売り込むことができるため、営業が格段に楽になります。
おすすめのマッチングサービスは「クラウドワークス」です。幅広い業務委託の仕事を掲載しているサイトで、コンサルを募集している企業が一覧で表示されるので、自分に向いている仕事を見つけやすくなります。仕事の検索画面に「コンサルティング」のジャンルが用意されているほど案件が豊富にあるため、人事コンサルが初めての方でも仕事を受注できるでしょう。
仕事を探す
マッチングサービスに登録したら実際に仕事を探していきます。営業が失敗しても損をすることはないため、気になる仕事があればガンガン挑戦してみてください。
また、ほとんどのマッチングサービスは手数料が抜かれてしまうので、慣れてきた直接営業に挑戦するのもいいかもしれません。
まとめ
この記事では人事コンサルの副業を紹介しました。人事コンサルは副業でも取り組みやすい仕事で、特に本業で人事の実務経験がある方に向いています。副業を通してスキルUPすることで今後のキャリアにもいい影響をもたらしてくれるでしょう。興味がある方はぜひ人事コンサル副業に挑戦してみてください。
- Written by 野村ヒロキ
- WEBマーケティング会社に3年勤め、現在は独立してフリーランスWEBライターとして活動しています。メンズ美容・副業・運動ジャンルをメインに執筆中。