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映像の副業で稼ぎたい!基礎的なスキルを身につける方法を紹介します
映像の副業をしたい、もしくはもう既にしている人で基礎的なスキルを勉強したいと考えている人はどれくらいいるでしょうか?はじめは簡単な仕事から受けていてなんとなくの感性で仕上げているとしても、仕事のレベルが上がっていくうちに基礎スキルは必要なものだと感じるはず。実践で最初から身につけていくこともできますが、かなり遠回りになってしまいます。今回はスキルを身につけたい人に、具体的な方法を紹介します。
目次
ひたすら実践?練習のための作品は作らないほうがいい
まずはじめに伝えておきたいのは、「練習のための作品」をつくらないこと。これは練習のためで特に公開する予定のない映像でも、きちんと本気でつくるという意識を忘れないということです。
このまま収益化しても、必ず売れるという自信のあるようなものにしましょう。
練習するだけのものという認識で映像制作すると、自分の持っているスキルでどうにかしようとしてしまいます。それでは成長にならないのです。
新しいスキルを学ぶにはやはり努力が必要なので、惰性は邪魔なもの。練習のために映像をつくるのではなく、その1本で生活ができるくらいの自信ある作品に仕上げましょう!
また、スキル取得の近道はあっても、かならず全ての人が通る道があります。ひたすら練習することが上達への道のり。実践を繰り返す(動画をつくり続ける)ことが上達方法なのです。
映像の基礎スキルを教えてくれるセミナー
映像スキルを上達させるなら「映像の基礎スキルを教えてくれるセミナー」へ通うことも検討しましょう。基礎が分からない状態で実践に入っても、簡単なところから自力で調べることになります。
するとやりやすい方法を習得できますが、素人特有の変なクセまで一緒に身につけてしまう可能性もあり、基礎から応用になる際に直すのが難しくなってしまう可能性があります。
たとえば、小学校を想像してみましょう。ひらがなを習うために通いますが、独学だとどうなるでしょうか?ひらがなの形を覚えられても書き順がめちゃくちゃで、効率の悪い覚え方になってしまいます。
ひらがなを書くだけなら書き順が適当でも文章になりますが、映像などのスキルにセンスが加わるものはそうはいきません。応用編になると難しいスキルと組み合わせる必要があるため、基礎だけはセミナーなどで短期的に勉強するという方法がおすすめです。
また未経験者の場合、まずは映像作成に触れてみるという機会が必要です。長期的なものはまた後でということで、とりあえず基礎中の基礎を身につけることを最優先にしましょう。
分からないことがあればセミナーで聞いて解決するということもできるので、映像関係のスキルを高めるために、まずセミナーを探して受講してみましょう。
独学で足りないスキルを補おう
セミナーを受講して基礎スキルを身につけたら、自分の持っているスキルをつかって映像をつくってみてください。すると自分の施したい加工はどうやればいいのかというような、自分にとっての課題が見えてきます。
その課題を解決して映像をつくり、さらに課題が見える。これを繰り返すことで、自分のスキルが磨かれていきますよね。
やればやるほど上達する業界でもあるので、時間を見つけては繰り返すということをしていきましょう!
ただ独学でスキルを上達させていると、あるときから伸び悩む時期に差し掛かります。独学の怖いところは、マインドセットができていないと挫折しやすいという点です。
仲間や目標とする人、目標とする作品などを見つけておき、目印が分からなくなったときでも諦めることのないように対策しておきましょう。
淡々と作業できる人には非常に向いている方法で、内向的な人にとってもやりやすい練習方法が独学です。こればかりは人それぞれというところもあるので、独学中に自分に向いている作業環境も見つけておくようにしてくださいね。
独学中でも気分転換や新しい技術と出会うために、中級クラスのセミナーなどに通ってみましょう!気分転換するとまたがんばろうと思えますし、目標とする人や作品に触れる機会にもなりますよ。
時間に制限があるなら学校へ通うのもOK
ここまでは副業のためという前提があるので、本業をしている人に時間を見つけてもらう練習方法をお伝えしてきました。
ですが、本業が比較的に調整しやすいようなものの場合は、時間を見つけて学校に通うのも良いでしょう。時間的、金銭的に余裕があるならこの方法がもっとも上達がはやい方法です。
仕事をしてから感じることが多いと思いますが、いつでもプロに質問ができる環境はとても助かりますよね。お金を稼ぎやすくするための初期投資だと思って、技術面、レクチャー面の両側面での評判が良い学校を見つけてください。
学校に行くと同じ方向を向いた仲間が見つかるだけでなく、プロと話す環境や資格取得のためのコースまで用意されていますよね。
学校卒業というだけでも任せられる仕事の幅は広がるので、スキル取得だけでなく、多くのメリットを受けることができるのが学校へ通うという方法です。
映像未経験でも受け入れてくれる職場を見つけよう
冒頭でとにかく実践を繰り返すということをお伝えしましたが、職場でレクチャーしてもらい上達するという方法もあります。
副業にするにはそれだけのスキルが必要なので、アルバイトだとしても週3程度で通える仕事先を探して、お給料をもらいながら練習するという方法もあります。
ただこれは教える技術を持った人がいない場合も多く、未経験を募集していても理解ができないという可能性もあります。各用語くらいは知っているような、中級者向けの方法だと言えるでしょう。
職場を見つける方法ですが、地域の職業案内場所やスマホの求人から調べることができます。今の本業に合わせて働けそうなところを探して、話だけでも聞いてみましょう。
もちろん職場としては即戦力を必要としているところが多く、未経験だというだけでまともに取り合ってもらえないことも多いかもしれません。でも育成という面で、全くの初心者を募集しているところもあります。
やる気と素直さだけ忘れないようにして、電話をかけてみるところから始めましょう!
映像未経験でも受け入れてくれる職場を見つられれば、学校に通うのと同じくらいの効果をお給料を貰いながら取得できますよ!
または本業をいったんお休みして、映像系を本業としてがんばるというのも手です。スキルさえ取得してしまえば、あとからいつでも副業として稼ぐことができますよね。
あまりおすすめしない方法ですが、こういった方法もあることを覚えておきましょう!
まとめ
いかがでしょうか?完璧という言葉がない業界だからこそ、映像の仕事では「感性」がよければなんとなくでできちゃいます。ただプロから見れば、スキルがないということは見抜かれてしまいますね。
たとえ副業だとしても、お金が発生している時点でプロです。
これから先も仕事の幅を広げていくのであれば、今のうちに基礎から学びなおす機会を設けても良いと思いませんか?
今から映像作成に触れるという人は、独学のクセがついてしまう前に正しい方法を身につけましょう。これからの技術向上にも役立つはずですよ!
- Written by ワタナベサヤカ
- 都立高校を卒業したのち、とある建築学科で主に設計、インテリアについて学ぶ。授業課題のなかで「自分のデザインを確実に相手へ伝える文章」に興味を持ち、構成や校正、画像選定などの実務経験を積みながら、ライティングスキルと共に成長中。