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映像制作の案件受注で必須なスキルについて

近年では一般人が、YouTubeに動画投稿をすることも珍しくなくなりました。情報を発信できるのは、芸能人だけではなく、全ての人が可能になったのです。そのため、動画編集や映像制作ができる人のスキルを求めている場が、以前より幅広いジャンルで生まれています。

映像制作を副業にするときはスキルが分かるような短い動画を作り、それを名刺代わりにして売り込みをしていきましょう。最低限必要なスキル、プラスアルファで求められるスキルは何なのかをご紹介していきます。

映像制作の案件受注で必須なスキルについて

これだけは身につけておきたい映像制作のスキル

映像制作や動画編集は、素人が簡単に手を出すにはハードルが高いものです。映像制作は1ヶ月~3ヶ月程度、ソフトの使い方や映像編集のことを勉強すれば最低限のスキルを身につけられます。まず、映像制作を始めるときに、目標とすべき必須スキルをご紹介していきます。


最低限のスキルを身につけられたら、更にスキルアップを狙って勉強や実績を積んで1本あたりの単価を上げていくことを目標にしましょう。

これだけは身につけておきたい映像制作のスキル

動画のカット

映像制作では、複数のカットの動画を編集して1つの動画に作ることが最低限できなければいけません。多くの場合、映画でもYouTubeの動画でもシーン毎にカットをして、撮影を行っています。カットが不自然にならないように繋げるのは、映像制作のスキルの見せ所です。


多くの映像制作ソフトは、動画の結合が簡単にできるようになっています。映像制作では、ただ繋ぎ合わせるだけではなく、全体を通して違和感がないか、意図しない場面転換が起こっていないかも丁寧に見る必要があります。

動画に音声や効果音を入れる

映像に後から音声をつけたり、効果音のみを付け加えたりすることもあります。BGMを入れたりといったことも、作品によっては必要になります。シーンをよりよく見せるため、切り替わりを分かりやすくするためといった意図を持って、効果音をつけたりします。


どんなものでも闇雲に音をつければよい、という訳ではありません。場面に合っていないものをつけたら、映像がいくらクオリティが高くてもチープに見えてしまいますし、ユーザーを感動させることもできません。喜怒哀楽を表すにはどんな音がよいのか、既存の映像作品や動画作品を見て、自分の中に引き出しを増やすことが大切です。

テロップを入れる

映像を作るにあたって、歌詞や出演者のセリフをテロップで挿入することも、現在では必要なスキルです。ただセリフを入れるだけではなく、感情やトーンに合ったフォント選びや色の選び方も重要です。例えば、悲しいときには弱弱しい雰囲気のフォントや青系の色を使うなど、音を視覚的に伝えるということができます。


YouTubeの動画は、パソコンや大画面のスクリーンで再生されるよりも、スマートフォンの小さな画面で見られることが多いものです。映画やテレビ番組とは違い、小さな画面でも分かりやすいテロップが求められています。その映像がどんな場面で、どんな端末で見られるのか、というのを意識してテロップを作ることが大切でず。

テロップを入れる

ユーザーが離脱しない工夫

YouTubeの動画では最初の5秒、10秒、30秒で、ユーザーが離脱しやすいです。最初の掴みがよくないと、ユーザーは続きを見てくれないというのが現状です。いくら編集技術があっても、動画の最初で「これは何の動画だ」というのを明確にできなければ、最後まで見てくれません。


映像作品や動画の編集技術だけではなく、どんなコンテンツに需要があるのか、再生回数の多い動画の特徴は何か、といったリサーチ能力も必要です。それらを提案することで、依頼者のコンテンツが多くの人に知られることになれば、時給や単価が上がり継続的に依頼を受けることに繋がるかもしれません。

ユーザーが離脱しない工夫

映像編集のスキルアップをするためには

映像制作のスキルを上げるためには、数をこなす必要があります。単発での依頼だけではなく、継続的な依頼を受けることができるようにするためには、スキルアップが必要です。


映像制作の知識やスキルは、現在はオンラインスクールでも学習して身につけることができます。基礎的な部分をきちんと固めておきたい場合、オンラインスクールでソフトの使い方や編集のスキルを勉強してみましょう。オンラインスクールでは、プロの映像クリエーターから指導をマンツーマンで受けることができたり、学習教材も実践向けのものが揃っているというメリットがあります。


スキルを身につけるためには初期投資が必要になりますが、長期的に副業として続けていくことを考えれば、無駄な出費とはなりません。

映像編集のスキルアップをするためには

映像編集の単価や相場は?

映像制作を始めたばかりのときは、単価が低くてなかなか収益が上がらないかもしれません。YouTubeの動画編集を例に挙げて、作業時間や単価についてご紹介をしていきます。


YouTubeの動画編集をする場合、1本の編集に3時間程度はかかります。駆け出しのYouTuberの場合は、アップロードする動画の本数は多いですが、1本あたりの報酬が低いという面もあります。1本あたりおおよそ3,000円と考え、リテイクなども踏まえると、1日の作業は2本程度が限界です。作業時間と報酬を考えて、仕事を請け負うときには契約書をきちんと交わしておきましょう。


YouTubeの動画編集以外に、映像制作の依頼が多いのは結婚式のプロフィールムービーやエンディングムービーです。結婚式場によっては、フリーランスで行っている映像クリエーターに依頼を出しており、単価も1本あたり10,000円と高単価なのが特徴です。


結婚式に使われる動画は、写真を組み合わせたスライドショーや短い動画を結合したものが主流で、どちらかといえばスライドショーを作る感覚に近いです。依頼者である結婚式場側から、細かく指定があるため、自身のセンスというよりも希望に沿ったものを作ることが得意な人に向いています。


結婚式場からの映像制作依頼は、クラウドワークスやココナラなどのWebサイトで依頼をかけていることが多いため、案件を探して自分から営業をかけるようにしてみましょう。

映像編集の単価や相場は?

まとめ

映像制作の案件は始めたばかりでは、なかなか依頼は来ません。スキルが分かるようなプロフィールムービーを作ると、営業をかけた相手にも何ができるのかというのが伝わりやすくなります。まずは、ポートフォリオとなるものを作って、コツコツと営業をしたり映像を公開していきましょう。定期的に案件を受注できるようになれば、実績を積むこともでき、信頼も生まれるため新たな依頼が入りやすくなります。


映像制作の基礎である、動画のカット、音声を入れる、テロップを入れるという最低限のスキルを見につけられたら、ポートフォリオ代わりの動画を作ってみましょう。再生回数の多い動画や話題になりやすい動画は、どんな編集がされているのかを研究して、取り入れられる箇所は取り入れていくことが大切です。


映像の編集にはスキルやセンスも求められますが、依頼者とのコミュニケーションも重要です。目的や納期など基本的な部分をきちんと打ち合わせして、最後まで責任感を持って取り組みましょう。信頼関係を築くことが、インターネットを通した副業では大切です。

Written by しおからあげ
IT企業でSEをし、その後フリーランスに。IT関係の知識を活かした記事執筆、Webデザインやグラフィックデザインを行っています。

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