写真・映像・音楽

ワンランク上の映像制作スキルを身につけるには?

プロもアマも映像制作を請け負うようになってきており、依頼者が求めるクオリティも上がっています。スキルを上げるために何をすればよいのか、どんなスキルがある映像制作クリエーターが求められているのか、改めて考えてみましょう。

自分の得意なことはもっと伸ばして、長所としてアピールしていくことが必要です。映像制作を長く続けていきたい方に必要なスキルは、映像のスキルだけではありません。他にどんなスキルがあるといいのか、ご紹介をしていきます。

ワンランク上の映像制作スキルを身につけるには?

映像制作全般に渡るスキルを身につける

映像制作全般に渡るスキルを身につけられれば、受注できる案件も増えて、仕事の幅を広げることができます。長く映像制作を続けていきたいと考えている方は、スキルアップをしていくことが大切です。全てをプロ級に極めなくても、人並みにできるようにしておくだけでも、仕事に繋げていくことができます。映像制作に必要なスキルは、編集ソフトを上手く使える、撮影技術があるということだけではありません。


他にもデザイン、ディレクション、マーケティングなどのスキルがあると、より重宝される映像制作クリエーターになれるでしょう。何故、映像制作クリエーターに、映像制作以外のスキルが必要なのでしょうか?

映像制作全般に渡るスキルを身につける

撮影・編集スキル

自分で撮影や編集ができれば、短い動画や映像を簡単に作ることができます。プロのカメラマンを目指している場合は、カット割りや撮影技術なども必要になりますが、機材を揃えれば綺麗な映像を撮ることは決して難しくはありません。


専用の撮影カメラを用意しなくても、一眼レフで撮影したものでも、綺麗な映像を撮れます。それをよりよく見せるために、編集技術が必要になってきます。編集ソフトも進歩しており、有料の編集ソフトのように多機能なフリーソフトも出ています。編集ソフトの使い方というよりも、どんな編集をして映像を見せると効果的かといった知識やスキルが重要になります。

撮影・編集スキル

CG・アニメーション制作スキル

CGやアニメーションを作ることができるという人は少ないため、需要があります。AfterEffectsの基本的な操作を覚えて、簡単なCGやアニメーションが作ることができれば、それを元に他の仕事へと繋げるチャンスが生まれます。


2DのCGだけではなく、3DのCG制作ができるというのも大きな強みになります。覚えるまでに勉強時間やソフト導入の初期投資がかかりますが、CGやアニメーションが好きでそれを強みにして仕事をしていきたい場合は、しっかり学習してスキルを身に付けていくことがおすすめです。

CG・アニメーション制作スキル

音響スキル

折角映像が綺麗でも、音響が悪くて映像が台無しなんてことは、映像制作において避けたいものです。映像で音響はとても重要な要素で、音で雰囲気や空気を表すことができます。場面に合っていない音響をつけても、クオリティが上がる訳ではないです。


音響に関する知識は映像制作では、必須と考えておいた方がよいでしょう。作曲をする訳ではないので、基礎的な部分だけをきちんと押さえておくだけでも十分です。「こんな音を入れよう」というのを、依頼者と擦りあわせをするためには、音響がもたらす効果や知識を知っているとスムーズに行えます。

音響スキル

構成スキル

映像を作るにあたって、どんなユーザーに何を伝えたいのか、それを伝えるためには何を盛り込んだら効果的かという構成の力が必要です。1人で映像制作を請け負うことを考えている人は、構成を考えるスキルは身につけておくべきスキルです。


映像を見るユーザーのターゲットが決められていないと、いくら映像や音響がよくても、内容が伝わりにくいものになってしまいます。映像のクオリティを上げるには、撮影や編集だけではなく、内容を伝えるための構成もきちんと考えてみましょう。

構成スキル

デザインスキル

デザインというと、Webページや印刷物などの静止したものを思い浮かべる人が多いかと思います。実際は映像でもデザインのスキルはあった方が、よりクオリティを上げることができます。デザインは、ものを見やすく配置したり設計したりすることであり、アートや美術とは異なります。


静止したもののデザインができれば、動いている映像の画面構成や要素の配置を考えることができます。情報を的確に伝えるための配置ができるようになれば、ターゲット層であるユーザーに情報を届けやすくなるというメリットがあります。


デザインスキルを身につけるには、プロの仕事を見ることが近道です。流通している書籍、ポスター、Webサービスは、プロのデザイナーが制作したものです。このターゲット層には、このデザインが向いているというセオリーをまずは学んでみましょう。

デザインスキル

ディレクション・マーケティングスキル

どこまでディレクションをするか案件によって異なりますが、映像制作の指揮をとったり、全体のスケジュールを管理するための能力は必要です。制作の現場では、客観的にプロジェクトを見ることができるというのは必要になります。プロジェクトやスケジュールを管理できなければ、納期までに映像を作り上げることができません。映像のクオリティや納期を守るためにも、是非身につけておきたいスキルです。


マーケティングでは、どんな人が検索してこの映像に辿り着くかを考えて、SEO対策をする必要があります。ただ、検索エンジンに最適化をすればよいという訳ではありません。検索エンジンのアルゴリズムが変われば、最適化を行わなければいけません。映像のターゲットとなるユーザーの心理や、ニーズを考えていくことがSEO対策には必要です。SNSによってユーザー層も違うため、それぞれどのような集客方法が合っているかを理解していれば、情報発信の方法の仕方も見えてきます。

ディレクション・マーケティングスキル

まとめ

映像制作のクオリティを上げ、長期的に続けていくためには、様々なスキルや知識が必要です。得意なことを伸ばすことは大切ですし、それを強みに仕事をしていくのもよい方法です。映像制作を仕事として請け負う場合は、ディレクションやマーケティングのスキルもあると、依頼者への提案などもしやすくプロジェクト管理も安定して行えるようになります。


映像制作は依頼者がいてはじめて業務が発生します。自分で売り込みに行くことも必要で、その際に見せることができるような映像や動画を作っておくこともおすすめです。撮影、編集、音響などの基礎的な部分を押さえ、それができるようになったら管理やマーケティングの部分も学んでみましょう。

Written by しおからあげ
IT企業でSEをし、その後フリーランスに。IT関係の知識を活かした記事執筆、Webデザインやグラフィックデザインを行っています。

PICK UP NEWS