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生き物の「繁殖」が副業に!どんな生き物が収入になるのか
皆さんは「養殖」と聞くと、食用の魚介類のイメージが強いのではないでしょうか。しかし、個人が副業で行えるレベルの養殖も存在します。そこで、こちらでは生き物の繁殖を副業にする方法についてまとめました。
生き物を養殖して副業に!
「養殖」とは、人の手によって生き物を殖やすことをいいます。そして、殖やした生き物を販売することで収入を得るのが、養殖副業の稼ぎ方になります。うまくいけば、少ない元手で相応の収入を得られる可能性があります。
どんな生き物が売れるの?
では、どんな生き物が養殖できるのでしょうか。養殖副業でターゲットになる生き物は、大きく分けて2種類です。
1つ目は「昆虫」です。
中でもクワガタムシやカブトムシは需要が多く、品種によっては1匹あたり数千円~数万円で販売することができます。飼育に必要な道具はホームセンターで購入でき、基本的に場所もあまりとらないのでオススメです。
2つ目は「魚類」です。
メダカや金魚、錦鯉の養殖はよく知られていますよね。品種によっては、本格的に養殖すれば1匹あたり数十万円~数百万円という高値で取引されることもあります。
養殖した生き物を販売する方法
養殖に成功したとして、どのような方法で生き物を販売することができるのでしょうか。
1つ目は「店舗に置かせてもらう」方法です。
実店舗に置かせてもらい、そこで販売してもらいます。昔ながらの方法で安定感がありますが、近くに該当する店舗が無いと遠出しなければなりません。
2つ目は「卸売業者に買い取ってもらう」方法です。
買い取ってもらいたい生き物に問題が無ければほぼ確実に買い取ってもらえますが、買いたたかれてしまう可能性があるので注意しましょう。
3つ目は「オークションサイトで販売する」方法です。
生き物の品種や品質によっては高額で買い取ってもらえる可能性があります。
4つ目は「自分のサイトで販売する」方法です。
自分でオンラインショップを開設し、そこで生き物を売ります。手数料がとられないので収益を最大化しやすい一方、広告宣伝などが必要な点がネックです。
昆虫と魚の他には売れないの?
さて、先ほど昆虫と魚類が売れるという話をしましたが、犬や猫などの生き物は養殖して販売することができないのかと疑問に思われた方も多いかもしれません。
実は、哺乳類と鳥類、爬虫類の販売に関しては「第一種動物取扱業」の登録が必要になるのです。つまり、無許可で個人販売できるのは昆虫と魚類だけになります。もちろん登録をすることで販売することは可能ですが、いくつかの基準を守る必要があるので簡単なことではありません。
養殖を副業にするデメリット
昆虫と魚類であれば養殖及び販売しても問題ありませんが、デメリットについて理解しておく必要があります。それは「全滅のリスク」です。
昆虫や魚類も生き物である以上、死んでしまうリスクはつきものです。副業で養殖を行う場合、本業がいそがしくてエサやりや環境整備がおろそかになってしまうことで全滅してしまうことも考えられます。
他にも生き物である以上、相応のスペースが必要なことや「臭い」のデメリットについても考慮する必要があります。
まとめ
養殖副業は、生き物を育てることが好きな人にとっては、天職ともいえる副業になるかもしれません。ただし、しっかりとお世話しないと全滅してしまう可能性もありますので、副業とは言え「命を扱う仕事」として責任をもって取り組んでくださいね。
- Written by 佐々木 政子
- フリーペーパーの元副編集長です。読者の方に役立つネタ、いっぱい持っています!