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ネーミングを副業にするには? 稼ぐコツを解説
モノやキャラクターの名前を考えるのが得意という方におすすめしたい副業がネーミング。
企業が募集している商品やサービスに採用されると、その報酬がもらえる仕組みです。
最近ではさまざまなクラウドソーシングサイトにて案件が増えていて、新しいビジネスチャンスとして注目されています。
今回はそんなネーミングを副業として稼ぐためのコツについてご紹介します。
目次
ネーミングとはどんな副業?
ネーミングはコピーライターが担当する仕事に一つであり、本来はごく一握りのプロしか担当することのできない業務でした。
しかし、最近ではプロへの高額な報酬がコストになることから、一般公募で商品やサービスのネーミングをしてもらうケースが増えています。
ネーミングの仕事内容
主に企業が新しくつくりだした商品やサービスの名前をつける仕事です。
それ以外にも新しく設立する予定の会社名を決めたり、施設の名前やイベント名などを決めるのもネーミングの仕事の一部です。
採用されるためには企業や団体が行っているコンペに通らないといけませんが、経験や職務経歴を問わない場合が多く、素人の方でも気軽に応募することができます。
モノの名前を考えるのが好きな方や、副業をしてみたいけれどライティングやプログラミングのような、時間のかかる作業はできないという方におすすめです。
ネーミングの報酬は?
そんな魅力的なネーミングですが、1つの案件に対していくらくらいの報酬がもらえるのでしょうか。
多くのインターネットサイトでの公募を調べてみると、1つの案件に対して1~3万円と設定されています。
ネーミングと同じく副業として人気の高いライティングのお仕事ですと、文字単価0.3~0.5円で、3000字の記事を作成しても900~1,500円にしかならないことが多いです。
それに比べると、1つのネーミングを考えるだけで数万円の報酬がもらえるネーミングは副業としてとてもおいしい仕事です。
また有名な会社の新商品や新作ゲームのタイトルといった大型案件になりますと、ネーミングだけでも数百万円もの報酬がもらえることもあります。
ネーミングの応募方法
ネーミングの副業案件を応募する方法としては、企業や自治体が直接募集している案件に対して募集する、もしくはクラウドソーシングサイトを通じて応募することの2パターンがあります。
企業や自治体が出しているネーミング案件については、紙媒体やインターネットサイトで見つけることができます。
紙媒体では公募ガイドにて複数の案件がまとめて掲載されてはいるものの、その数は全体の中でもごく少数です。
ネーミングの案件を探すのには、インターネットで検索してみて、どのような案件が募集されているのか手当たり次第探してみるのが確実です。中には一般公募でも高額な報酬が設定されているレアな案件も存在するので、探してみてくださいね。
もう一つの方法であるクラウドソーシングサイトは、誰でも無料で登録し、気軽に利用することができます。
代表的なサイトとしてはクラウドワークスやランサーズです。
クラウドソーシングサイトの案件は先ほどのような直接公募に比べると1つの案件の単価が低いものの、競争率に関しては多少低めの傾向があります。
ネーミングを考える方法
副業としてのネーミングに興味はあるけれど、どうやって名前をつけたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
実際にコピーライターとして仕事をされていたり、いつでもすごいアイデアが思いついたりしなければネーミングは難しいと思います。
そこでここでは商品やサービス、イベント名などを考えるための方法についてご紹介します。
キーワードを出してみる
ネーミングにおいて1番重要なことはキーワードを出すこと。
言葉の英語名や関連語など、思い浮かべる言葉があれば積極的に紙に書き出してみましょう。
例えば「イタリアンランチ食べ放題」という言葉であれば、モーニングやビュッフェといった言葉が挙げられます。
思いつく限りのキーワードを書き出すことが出来たら、次にそれらをつなげていきましょう。
複数の言葉をつなげる際にはそれらの言葉を英語などの外国語に置き換えたり、漢字やひらがなをカタカナ語に変換したりすると意味が通りやすくなります。
先ほど挙げた「朝食食べ放題」であれば、モーニングビュッフェというネーミングをつけることができます。
キャッチーな名前に変換する
ネーミングとして選ばれやすい言葉にはキャッチーな名前が多いという傾向があります。
例えば新宿バスターミナルの略称である「バスタ新宿」もその一つです。
正式名称を省略し、なおかつキャッチーな言葉に置き換えることで、その商品や施設に対しての親しみやすさを感じさせることができます。
自分にネーミングセンスがなければ、日頃から言葉遊びを練習にしてみるのもいいでしょう。
ネーミングという作業自体は自分の頭の中でも行うことができるので、休憩している時や散歩している時などに、思い付いたキーワードを結びつける練習をしてみてください。
事例を参考にしてみる
どうしてもネーミングのアイデアが思い浮かばない時は、過去の事例を参考に考えてみるといいでしょう。
インターネットで「ネーミング 事例」というキーワードで検索すると、数多くの企業のユニークなネーミング事例を見つけることができます。
またネーミングに使えそうなカタカナ語を紹介した「ネーミング辞典」という書籍もありますので、使えそうな単語を調べたい時に参考にしてみるといいでしょう。
ネーミングの副業で稼ぐコツ
副業としてネーミングで稼ぐといっても、初心者にとって簡単ではありません。
自分の仕事を認めてもらえるようになるには、まずアイデアが採用される必要があります。
ここでは自分で考えたネーミングが企業や団体から採用されやすくするコツをご紹介します。
募集している相手のことを理解する
募集している企業や団体の募集要項には作品が採用されるためのヒントが隠されていることもあります。
例えば健康というコンセプトを全面に押し出していれば、元気が出そうなキーワードがネーミングとして利用しやすいです。
また、公募している企業や団体のホームページをチェックすることも大切です。
相手がどのような団体なのか、何を理念として行動しているかを把握していると自ずとキーワードが浮かんできます。
ネーミングに関しては企業が持つ理念や目指している方向性に絡んだものが採用される傾向にあります。
他にもこれまでに入選されたネーミングがあれば、それらを分析することによって企業の採用傾向を掴むことができます。
諦めずに挑戦する
ネーミングを副業として続けるために大切なことは、諦めずに応募していくこと。
あたり前なことのように聞こえるかもしれませんが、根気よく同じことを続けることは簡単ではありません。
公募を行う側に規定がない限り、同じ案件に対して何度も応募することは可能です。
どんどん応募していくことで自分のネーミングの採用率がアップしていきます。諦めずにネーミング案件に挑戦し続けましょう。
まとめ
素人でも気軽に始められる副業として人気のネーミングですが、初めのうちはなかなか採用されなくて悩んでしまうこともあるでしょう。
ただし、応募をくり返していくうちにコツが掴めるようになり、自分のアイデアが採用されやすくなっていきます。
数多くのクラウドソーシングサイトにおいて案件が掲載されていますので、コツを学んだら諦めず積極的に応募してみましょう。
- Written by tamamu04
- プログラマー兼ライター。金融から在宅ワークまで幅広いジャンルの記事を執筆。