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サラリーマンでもできる副業とは? おすすめの職種5選
働き方改革やリモートワーク・テレワークといった労働環境の影響や新型コロナウイルスによる影響により、サラリーマンでも副業したいと考える人が増えてきています。
しかし副業にはいろいろな業種があり、どれをやればいいか悩んでいる方も多いかと思います。
そこで今回はサラリーマンでも気軽にできるおすすめの職種を5選ご紹介します。
目次
サラリーマンが副業する前に確認すべきこと
最近では日本政府の方針でサラリーマンの副業が解禁されたことから、副業を始めることができる会社が増えてきています。しかし、勤務先によっては勝手に副業を行うとトラブルに発展してしまうこともあります。ここでは副業を始めるにあたって確認すべきことを解説していきます。
勤め先の就業規則を確認
企業ごとにそこで働く上でのルールである就業規則が規定されています。
勤め先によっては副業を始めるにあたり事前に申告しておかなければならない場合や、副業可能なのは休日だけといった場合もあります。万が一にも就業規則に違反してしまうと、本業の雇用状況に影響が出る恐れがあります。なので、サラリーマンが副業を始めるなら、前もって就業規則を確認することが肝心です。もし副業の可否についてわからないことがあれば、勤め先の担当者に相談してみましょう。
本業に競合しないか確認
たとえ勤務先の会社で副業が認められていたとしても、競合している業種や会社の場合は認められないことがほとんど。
その理由としては、本業で勤めているところの重要な情報がライバル他社へ流出してしまう恐れがあるからです。
実際に企業によっては在職中のみならず、転職してからも競合他社での就業を副業を含めて禁止としているところもあります。そのため、副業を始めるのであれば、なるべく本職とは異なる業種を選択することが望ましいです。
労働時間に注意
サラリーマンが本職以外に副業を行う場合、労働時間に関しても注意しなければなりません。日本では労働基準法で1日の労働時間は8時間以内、1週間の労働時間の合計を40時間以内とすることが定められています。この規定を超えてしまうと時間外手当もしくは休日手当が発生することになります。
一般的な企業に勤めているサラリーマンであれば1日最低7時間は本業を行わなければならないので、副業としてアルバイトをすると時間外労働とみなされます。場合によっては未払金賃金の問題で本職と副業先の両方でトラブルになることもあります。
収入体系に注意
副業によって発生する収入体系には、労働時間に関係なく労働による成果に対して収入が上下する報酬型と労働時間に対して収入が増えていく時給制があります。
報酬型は成果報酬型や歩合制という別名もあり、副業に対してのスキルが高ければ高いほど、自分の収入が増えていくというメリットがあります。その一方で成果が得られなければ収入が大幅に減少してしまいます。時給制は成果に関係なく働いた分だけ収入が発生するので、自分のスキルを気にせずに働くことができます。
自分が持っているスキルややりたい副業によってどちらにすべきか異なってくるので、よく考えて選ぶようにしましょう。
サラリーマンにおすすめの副業5選
ここでは平日に仕事をしているサラリーマンでも始めやすい副業を5種類ご紹介。
本業に支障のない範囲内で始めることができ、すぐにでも収入に直結するので安心してスタートすることが可能です。各職種を比較してみて自分に合いそうな仕事を見つけてみましょう。
単発バイト
単発バイトにはさまざまな種類があり、スーパーやコンビニといった店舗でのレジ業務や通販の配送ドライバーなどがあります。この他には週末に行われている各職国家試験や資格試験の試験監督の単発バイトもこれに含まれます。
レジ業務や試験監督などは時給1,000円~のところが多いです。
単発バイトのいいところは、いつでも働きたい時間や曜日で働くことができること。平日サラリーマンとして勤めていれば、土日のどちらかにスポットで仕事を入れられます。
また配送ドライバーのように運転免許などの資格が必要な仕事を除けば、ほとんどの仕事が無資格や未経験でもスタートできます。
アンケートモニター
アンケートモニターはアンケートを行っている会社に登録して、簡単な質問やアンケートに答える仕事です。アンケート内容は多岐にわたり、日常生活での買い物やグルメ、資産運用などさまざま。自分が好きなジャンルを選んで取り組むことができます。
またアンケートモニターには会社から送られてくる健康食品や化粧品の試供品が送られてきて、それを使用して感想を回答するものもあります。
単価としては10分のアンケートであれば数十円となっている場合もあれば、商品モニターですと1,000円以上になることも。
アンケートモニターのメリットは時間の制約がないこと。電車で通勤されている方であれば、電車の中でスマホから回答することができますし、在宅勤務の方であれば空いた時間にパソコンからアンケートの回答を入力できます。
回答して得た報酬についてはポイント制となっている場合が多く、一定のポイントが貯まると現金に交換することができます。
Webライター
インターネット関係の副業として人気の業種の一つであるWebライター。自分の好きなジャンルを選んで、それに関して規定されたキーワードや構成案に沿って記事を執筆します。
また文章を書くだけではなく、実際にお店や担当者に取材したりインタビューをしたりする仕事が含まれることもあります。
作業の単価としては1文字あたり0.3~0.8円の場合が多く、スキルが高いと1文字1円以上の仕事に着手することができます。
ライティングの仕事では文章力はもちろん、案件によっては文章構成力や質問力も身に着けることができ、本業との相乗効果を期待することができます。また現在使用しているパソコンさえあればすぐにできるので、初期投資が少なくて済みます。
最近では数多くのクラウドソーシングサイトが登場してきていて、そこに登録するだけでさまざまな案件の仕事を探すことができます。
これらのサイトの登録は匿名で行うことができるので、本業が重要なサラリーマンであっても低リスクで始めることができます。
動画編集
主にYouTubeの編集代行や企業の広告動画の作成などを行います。
Webライターと同様、クラウドソーシングサイトに登録するだけで気軽に始めることができます。
最近ではスマートフォンの所有率の急拡大や巣ごもり需要の増加などを受けて、インターネットの動画を見る機会が増えています。こうしたことから、動画編集作業の案件も増えてきています。
YouTubeにアップロードする動画であれば単価は1本につき3,000~4,000円、企業の広告であれば1本あたり10万円を超えることがあります。
ただし動画編集の仕事に関しては高度な技術が求められることが多く、本職や趣味などで動画を作ったことのある方でないと仕事に着手するのが難しいです。
また動画編集をするにあたってはある程度のスペックのパソコンも用意する必要があります。
せどり
自分で商品を安く仕入れて、インターネットなどでそれを高く売る仕事。最近ではメルカリやヤフーオークションなどの便利なフリマアプリがあるので、誰でも手軽に始められるようになりました。
初期投資としては販売する物品を購入する費用こそかかるものの、スマホ1台でも着手することができ、商品を掲載するのに重要な文章もテンプレートが使用できるのでとても簡単です。
また時間に関する制約もなく、平日は仕事でなかなか副業しづらいサラリーマンの方でも空き時間を利用して販売を行うことができます。
ただし仕入れた商品を保管したり、売れなかった商品が出たら赤字になったりとデメリットがあります。この他、売れそうな商品については自分で調べて、リストアップしていくことも必要です。
まとめ
副業は実にさまざまであり、空いた時間にサクッとできるものもあれば、本職に活かせるスキルを養うのに役立つものもあります。
サラリーマンが副業を始めたばかりだと安定した報酬を得るまでに時間がかかりますが、続けていくことでしっかりとした収入の柱をつくることができます。
本記事で紹介した副業で興味のある職種があれば、早速始めてみましょう。
- Written by tamamu04
- プログラマー兼ライター。金融から在宅ワークまで幅広いジャンルの記事を執筆。
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