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パーソナルカラーアナリストを副業にする方法|収入アップのコツも
人や物に合ったカラーや、色の組み合わせを提案してくれる「パーソナルカラー診断」。
その診断を行う人は「パーソナルカラーアナリスト」と呼ばれます。デザイン事務所などで働くイメージが強いパーソナルカラーアナリストですが、実は、副業にしている人も少なくありません。
そこで今回は、副業パーソナルカラーアナリストの収入事情や始め方を紹介します。収入アップに繋がるコツも解説するので、パーソナルカラーアナリストを目指している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
副業パーソナルカラーアナリストの平均収入
副業を始めるときに、多くの人が気になる「収入」。パーソナルカラーアナリストの収入は、診断の「価格設定」と「人数」に左右されます。
働き方は1日1人~
パーソナルカラー診断には、1人当たり2時間前後かかることが多いです。そのため、副業パーソナルカラーアナリストが平日に診断するとなると、「1日1人~2人」が限界。逆に、時間を確保できる休日には、「1日2人~3人以上」を目安に副業している方もいます。
平均収入は月1~5万円
副業パーソナルカラーアナリストの収入は、1回当たりの診断料金にもよって異なります。診断料金の相場は「3,000円前後」のため、1日1回・毎日診断すると「1か月に9万円」稼ぐ計算です。
しかし、パーソナルカラー診断を受ける人は、まだまだ少ない状況。そのため、副業パーソナルカラーアナリストの平均収入は「月1万円~5万円」という場合が多いです。平日も頑張るというよりも、「休日に集中して依頼を受ける」という副業パーソナルカラーアナリストも少なくありません。
また、パーソナルカラー診断だけでなく、骨格診断やコーディネート診断などを掛け合わせる方も。すると1回当たりの診断料金を高く設定できるため、より効率的に稼ぐことができます。
副業パーソナルカラーアナリストの始め方
では実際に、副業パーソナルカラーアナリストになるためには、どのようなことから始めていけば良いのでしょうか。ここでは、3つの方法を紹介していきます。
パーソナルカラー診断の資格を取る
副業パーソナルカラーアナリストを始めたいという方の中には、すでにパーソナルカラー診断の資格を取っている方もいることでしょう。「資格を持っていない」という方は、なるべく資格取得を目指すことをおすすめします。
副業パーソナルカラーアナリストは、資格なしでも始めることはできますが、「資格があった方が実績として提示しやすい」「信頼性が増して集客しやすい」といったメリットは見逃せません。パーソナルカラー診断の資格だけでなく、色彩技能やカラーコーディネーターといった資格も有効的です。
スクールに通う
「パーソナルカラー診断について、より実践的なことを学びたい」という方は、スクールに通ったり、講座を受講したりするのも1つの方法です。
パーソナルカラー診断のスクールは東京や大阪などの都市圏の他、都道府県によっては講師がいるという場合も。在住地域やその周辺、地元の都道府県にパーソナルカラー診断のスクールなどがないか、一度ネットで検索してみてはいかがでしょうか。
活動分野を決める
パーソナルカラーアナリストは「販売」「企画」「営業」という、3つの分野で活躍することができます。この中でも、副業パーソナルカラーアナリストが活躍するのは、主に「販売」と「企画」の部分でしょう。人や物が持つカラーを分析し、色が与える心理効果を踏まえたアドバイスが得意なパーソナルカラーアナリスト。自分の診断を活かす場所が「何かを売りたい」と考えるところなのか、「良いものを作りたい」というところなのかでも、必要なスキルが変わってきます。
また、「活動場所」についても、事前によく考えておきましょう。ネット上で活動するのか、対面で活動するのかにもよって、集客方法が異なってくるからです。
副業パーソナルカラーアナリストの収入アップに繫がる集客方法
副業としてパーソナルカラーアナリストを始めたとき、挫折のきっかけとして多いのが「収入の伸び悩み」。収入アップには、集客方法の工夫が必須です。今度は、副業パーソナルカラーアナリストの集客方法における「3つのコツ」を見ていきましょう。
専用のSNSアカウントを作る・運営する
パーソナルカラー診断をネット上で行うか、対面で行うかという違いはありますが、どちらも「集客の過程でSNSを経由する」という点は共通しています。
ココナラやタイムチケットといったサービスからSNSに飛んで、診断者の実績や人となりを知ろうとする利用者は多いです。また、対面で行う場合はチラシなどを配りますが、そこに記載されたSNSから「詳しい活動内容を知ってから、利用の検討をしたい」という場合も。副業パーソナルカラーアナリストとして活躍したい場合は、集客ルートにある「SNS」もしっかり整えておくと、より効果的です。
チラシを配る・DMを送る
対面でパーソナルカラー診断を行う場合は、周辺地域での集客活動が肝になってきます。具体的には、チラシやDMを作って配ったり、デパートや公共施設などにチラシなどを置かせてもらったりしましょう。
チラシやDMは自分で作ってもいいですが、プロの方に依頼して作成してもらうのも1つの方法です。依頼費用はかかるものの、洗練されたデザインと宣伝の文言は、より高い集客効果を狙うことができます。
Googleマイビジネスに登録する
対面でパーソナルカラー診断する場合は、「Googleマイビジネス」というサービスに登録してみてください。Googleマイビジネスには、自分のお店の情報を無料で登録できます。すると、検索したエリア情報に自分のお店が表示されやすくなるのです。副業パーソナルカラーアナリストであれば、しっかりとした店舗を構えなくても、自宅兼事務所を登録しても良いでしょう。
副業パーソナルカラーアナリストは他の資格もあると有利!?
副業パーソナルカラーアナリストの平均収入は、「月1~5万円」と紹介しました。しかし、その収入を大きく上回る方法があります。それは、「他の資格・経験の掛け合わせ」です。具体的には、次のような3つの掛け合わせがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
メイクアップやメイクレッスン 15,000円~
パーソナルカラー診断の知識に、メイクの知識・技術を掛け合わせることで、1回当たりの診断料金が跳ね上がります。フルメイク・ポイントメイクアップはもちろん、メイクのレッスンを売りにしている副業パーソナルカラーアナリストもいます。
骨格診断や買い物同行 20,000円~
骨格スタイルアドバイザーや顔タイプアドバイザーといった資格を持っていると、パーソナルカラー診断と共に「骨格診断」も可能に。買い物へ同行して、診断をもとに一緒に服を選ぶサービスも追加すると、1回当たりの診断料金は2万円以上が相場になってきます。
トータルビューティーサービス 35,000円~
「メイクもファッションも、全部アドバイスしてほしい!」という方向けに、トータルビューティーサービスを提供している副業パーソナルカラーアナリストもいます。ただし、1回の診断に要する時間が非常に長くなるデメリットも。「休日にガッツリ副業したい」という方におすすめな方法です。
まとめ
副業パーソナルカラーアナリストは、資格の有無や種類によって大きく収入が変わります。活動拠点に応じた集客方法の工夫も、収入アップには不可欠。「副業パーソナルカラーアナリストとして、少しでも副収入を得たい」という方は、今回紹介した内容を参考に確実な経営戦略を立てていきましょう。
- Written by 蒼下せな(くさもとせな)
- 「楽に生きたい」がモットーのイラストレーター&Webライターです。花・動物・サブカルLove。
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