ライティング・翻訳
webライターに向いているのはどんな人?
ライターの仕事に興味があるけど、本当に自分に向いているんだろうか…?
実際にやってみて、けっきょく続かなかったらどうしよう…。
こんなお悩みはありませんか。
副業でライターの仕事をやってみたいけど、「自分に合わなかったらどうしよう」という考えから、なかなか行動に移せないという気持ちはよく分かります。
そこで、この記事では「ライターに向いている人」というテーマで話をしていきますね。これからライターの仕事を始めたいけど、「一歩踏み出せない」なんて人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ライターに向いている人の特徴
ライターに向いている人の特徴をまとめると、以下のような感じになります。
・情報量の多い人(キャパシティの広い人)
・時間管理がきっちりできる
・分からないことは自分で調べれる
・相手の求めている物を察する能力のある
・文章を書くこと自体が好きな人
大まかにライターに求められる要素を書き出しましたが、全てに当てはまる必要はありません。
というより、最初からすべてに当てはまるような人は、早々いないはずです。後天的に身に付けられる部分も多いので、「当てはまる点がないから自分はライターに向いていないんだ…」と悲観しなくても大丈夫です。
少しでも当てはまる部分があったら、「ライターに向いてるかもしれない」という目安程度に考えてください。
情報量の多い人(キャパシティの広い人)
一つ目の特徴は、情報量の多い人(キャパシティの広い人)です。
というのも、ライターの仕事は「情報を元に文章を書くこと」だからです。
文章を書くという行為は、基本的に情報がないとできません。
そのため、文章を書き始める前に、リサーチという情報を調べる工程を踏む必要があります。ですが、もし自分があらかじめ詳しく知っているような情報なら、リサーチに割く時間を削れるため、ライティングの面で有利です。
海外ドラマをテーマに記事を執筆するとして、「普段からよく海外ドラマを見ている人」と「全くドラマを見ない人」では、記事を書くスピートや質に違いが出るのは当たり前ですよね。
なので、普段から情報をたくさん仕入れているようなキャパシティの広い人ほど、ライターの仕事には向いています。
時間管理がきっちりできる
二つ目の特徴は、時間管理のきっちりしている人になります。
なぜなら、ライティングの仕事は「タイムイズマネー」が顕著に表れる職業だからです。
ライターの報酬は、「文字数×文字単価」です。
例えば、文字単価を1円と仮定した場合、1000文字を執筆して1000円の報酬になります。
これを1時間で書き上げたなら時給1000円、2時間で書き上げたなら時給500円です。
そのため、ダラダラ記事を執筆しても、全然稼げないという状況に陥ってしまいます。
当たり前ですが、時間にルーズな人は、ライターには向いていません。あらかじめ時間を設定して、限られた時間の中で、可能な限りの記事を執筆する、これができないとライターは続けられない職業です。
分からないことは自分で調べれる
三つ目の特徴は、分からないことは自分で調べれるタイプの人です。
先程、情報量の多い人(キャパシティの広い人)はライターに向いているという話をしました。
ですが、いくら手持ちの情報が多い人でも、調べないと分からないことは必ず出てきます。
そういった壁にぶつかった時に、自分で必要な情報を調べる能力のある人は強いです。要は、リサーチ力の高い人ですね。逆に普段から、「分からないことがあったら直ぐに人に質問してしまう」という人は、残念ながらライターには向いていません。
情報を得ることには変わりありませんが、「自分の力で調べる」というのが重要で、その手間を惜しんでいてはライターは続けられないでしょう。それに、人に質問するという行動から得られる情報には限度があります。
分からないことがあっても、「普段から自分で調べて解決している」なんて人は、ライター向きの気質です。
相手の求めている物を察する能力がある
四つ目の特徴は、相手の求めている物を察する能力のある人。
というのも、ライティングには読者目線が求められるからです。
日記やメモなら自分のためだけに文章を書けばいいかもしれません。ですが、webライティングには現実で話すのと同じように、必ず文章を書く相手がいます。要は、「誰に向けて文章を書くのか?」ということです。
そして、その人は「どんな情報を求めているのか?」を把握するのは、webライティングに必須のスキルです。
この記事を例にして説明すると、
・想定読者:ライターになろうかと迷っている人
・解決したい問題:自分はライターに向いてるのだろうか?
・求めている情報:ライターに向いている人の特徴や性格
このように、読者の求めている情報を把握したうえで、文章を書いていくのがライティングの基本です。
そのため、相手の求めている物を察する力のある人は、ライター向きの性格といえます。
文章を書くこと自体が好きな人
五つ目の特徴は、文章を書くこと自体が好きな人です。
ライターの仕事は文章を書くことなので、当たり前ですが、文章を書くのが好きな人はライターに向いています。
「そんな当たり前のことを言われても…」という風に思われるかもしれません。
しかし、あくまで「読者の求めている情報を提供する」という視点から記事を書いたうえで、それを好きになれる人という条件はあります。「自分のための文章を書くことが好き」では、ライター向きとは言えません。趣味の範囲です。
ライティングは見た目以上に、負担の大きい作業です。
普段から文章に触れていない人にとって、文章を書くという行為はかなり苦になると思います。逆に、文章を書くことが好きという人なら、そういったストレスを感じずに済むので、仕事の面では圧倒的に有利でしょう。
まとめ
以上、ライターに向いている人の特徴についての話を終わります。
・情報量の多い人(キャパシティの広い人)
・時間管理がきっちりできる人
・分からないことは自分で調べれる人
・相手の求めている情報を察する力のある人
・文章を書くこと自体が好きな人
上記のいずれかに当てはまる人は、ライターに向いているという話でした。
冒頭でも話したように「全然当てはまらない…」という人でも、最後の「文章を書くことが好き」以外は、後天的に身に付けられるので安心してください。それに、僕自身も全部に当てはまっている訳では決してありません。
文章を書くのは苦手でしたし、どちらかというと好きではありませんでした。
それでも、webライターの仕事はできています。
そして、もし「文章を書くこと好き」に当てはまる人は、ぜひライティングの仕事を始めてみてください。
きっと、あなたはライターの仕事に向いているはずです。
- Written by ichimaru
- フリーランスのライターとして活動しながら、ブログやアフィリエイトをやっています。ライターを始めた頃は、文章を書くことが苦手でしたが、今では好きになりつつあります。